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自宅での訪問マッサージのご相談は在宅医療マッサージそうようへ

電話でのお問い合わせは046-259-7660

〒252-0011 座間市相武台3-42-61-306

医療・介護・施設関係者様へHEADLINE

当院は訪問マッサージを主とした鍼灸マッサージ治療院です!
こんにちは!

在宅医療マッサージ そうよう の院長内田です。

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。

当院は訪問マッサージを主とした鍼灸マッサージ治療院です。

もちろん、パーキンソンや骨折後遺症等色々な疾患に対しても施術を行っております。

HPをご覧いただいている医療関係者様は利用者様に対して「なんとか現状より良くしてあげたい・・・」と
切に願っている方ばかりだと思います。

そのお気持ちにお応えできるようまだまだ未熟ではありますが誠心誠意HPを作って参りました。
人と人との縁を大切に地域の皆様と連携をとりつつ少しでも地域医療に貢献していければと考えております。
少しの時間お付き合いをお願い致します。

現在の日本

まずは日本の現状についてお話させてください。

日本人の平均寿命は女性が77・7歳、男性72・3歳です

平均寿命から健康寿命を引くと健康でない期間、つまり療養しているか、介護を受けている期間が割り出せます。
計算すると女性で約8・7歳、男性で7.3歳は要介護状態で晩年をすごします。

さらに2015年には65歳以上の高齢者の人口推計は2015年には3378万人(総人口の26,9%)
2025年には3635万人(総人口の30,5%)(【日本の将来推計人口】より)になり超高齢化に突き進んでいます。

日本の医療の質が高いことを証明している値でもありますが、この結果が日本人のQOL(生活の質)を直接表しているかというと違ってきます。

人は生きている以上歳をとります。

要支援、要介護認定者も割合も加齢に伴い上昇し、80歳以上85歳未満では28%、85歳以上で53・3%と2人に1人が何らかの支援を必要とする状態になっています。

人は一生のうちすべてを自立して生活していければなんと幸せなことでしょう。
しかし、残念ながら加齢と共に身体の機能は当然衰えていき上記の様に何らかの支援が必要になってくる方が多いのが現状です。

疾患や加齢による症状等、各専門分野のプロフェッショナルが対応することこそ支援に対する正しい対応です
訪問看護、デイケア等支援にこたえる形が色々ありますがそのひとつの形「鍼灸マッサージ」のプロとして      選択のひとつに入れていただく事をおすすめさせていただきます。

訪問マッサージとは?

最近になって大分「訪問マッサージ」の認知度もあがってきたかなと実感していますが
「なんとなくは知っているけど調べるほど時間はないなぁ・・・」
「利用者さんに訪問マッサージの紹介はしたけど実際のところあまり知らないんだよね・・・」など
おさらいの意味も含めまして「訪問マッサージ」についてご説明させていただきます。


  • 「訪問マッサージ」とは健康保険をつかって国家資格を持った鍼灸・あん摩マッサージ指圧師が医師の 同意書または診断書をもとに患者様のご自宅に伺い鍼やお灸やマッサージ等の施術を行うことを指します
    介護保険とは別ですので介護保険の枠を気にする必要はございません。


  • 「訪問マッサージ」はおおむね2種類あり「はり・灸」の同意書と「マッサージ」の同意書の2種類あります。
                        
    鍼やお灸をしてほしい場合は「はり・灸の同意書」
    マッサージをしてほしい場合は「マッサージの同意書」が必要になります。

    また、両方とも発行してもらう事も可能ですので当院では患者様の希望に合わせて同意書のもらい方のサポートを行っております。


    「同意書用紙」・「医師への同意書御依頼書」・「同意書記入例」などを利用者様にお渡し致しますので。利用者様は医師に「訪問マッサージを利用したいので同意書を書いて頂きたいのですが。」と言って頂くだけで大丈夫です。

    「はり・灸の同意書」「マッサージの同意書」は3カ月ごとに医師の再同意が必要になってきます。        
    ただし、2回目以降は口頭でOKですので通院しにくい方は電話等で確認していただくことで大丈夫です。        
    「変形徒手矯正の同意書」なら1カ月ごとに医師から確認する必要があります。

    また、「電話は耳が遠くて・・・」という方は当院が患者様の代理としてかかりつけ医様に同意を得ることも可能ですのでご相談ください。



     
  • 「訪問マッサージ」はだれでも受けられるわけではなく特定の疾患や症状が必要になってきます
    鍼の場合は6疾患です。(6疾患以外にも適用できる例外もありますので詳しくはお尋ねください)
    @神経痛   Aリウマチ   B頚腕症候群   C五十肩   D腰痛症   E頸椎捻挫後遺症等

    ただし、鍼。灸を受ける場合は同一病名での平行治療は禁止です。

    例えば膝の痛み(変形性膝関節症)で鍼灸の治療を保険を使って治療している場合は、病院で変形性膝関節症に対する治療は受けられません。同じ月で診察を受けられるのは病院か鍼灸マッサージ治療院のどちらかになります}

    マッサージの場合は疾患は関係なく「関節拘縮(関節が硬くて動かしづらい)」や「筋委縮等(筋肉が細くなってきている)」等の症状あればよいこととなっております。


    つまり、「保険を使うのだから症状がある人のみ使用OK。症状が無くて疲労回復等のリラクゼーション目的でマッサージをやるのはダメだよ。」という点「マッサージは大丈夫だけど、はりきゅうは同じ月に同じ病気で鍼灸の保険と病院の保険は一緒に使えないよ」って感じですね。

           
  • 訪問地域は治療院から利用者様宅の直線距離で半径16kmの範囲なら往診可能です。
    当院は座間市相武台3-4738-1で小田急の相武台前駅すぐ
    雨が降ろうが雷が鳴ろうが利用者様宅までお約束した日には必ず伺います!
    16kmの範囲であればどこにでも伺います。
           
    訪問地域詳細はこちら
       
  • 料金は健康保険を使用しておりますので患者様の負担割合により決定致します。
     
    通常高齢者は負担割合が1割の方が多いので1回の施術にかかる料金は200円〜500円前後です

    現在鍼灸マッサージの保険治療は患者様がいったん治療費の全額支払う「償還払い」が原則です。
    償還払いは治療費の全額をいったん施術者に支払いそのあとで保険者に対して保険分の7〜9割を請求するというものです。

    これは大変なことで1つはいったん治療費の全額支払いをするので経済的負担が大きいこと。2つめは請求する書類を作成しなければならず専門性を要求されるのでお年寄りなどには精神的負担が大きいということです。

    そこで私たち訪問マッサージの料金の支払いは「民法643条民法上の委任」に基づき患者様の代理人となり患者様の代わりに保健請求を行います。

    そのことを「代理受領制度」といいます。

    これによって、患者様には治療費は全額お支払いせずに保険負担分のみお支払いしていただく形をとらせて頂き、なお且つ複雑な保健請求も当院で行いますので患者様に負担のかからないようにしております。

    その為に委任状に署名と印鑑が必要になりますのでお願いしております。


  • 治療時間はだいたい20分から30分です。
    基本は上記の時間ですが、丁寧に施術を行っておりますので実際は30から40分と少し多めに行っておりますので他院よりちょっとお得かもしれませんね!

    施術方法は症状によって違いますが、
    手のひら・指等を使った指圧やマッサージ
    硬くなった筋や関節をほぐすストレッチや運動療法
    鍼やお灸を使った治療・・・・などを基本的に使用していきます。
    痛い無理な治療は行いませんので安心です。

    ちなみに院長の内田は述べ人数でいうと15万人以上施術を行っておりますが施術事故は1回もございません。

    尚、施術前には症状の確認を行います。

    医療系国家資格者には基礎医学が必修になっておりますのですこしでも「おかしいな・・・」と感じたらご家族や連携している医師やケアマネージャーさんに情報を提供いたしますので「早期発見」「早期治療」の疾病の第1次予防が強化されます。

          
  • 施術に関しましては、当院の責任において担当させていただきます。

    上記にも書いてありますが、当院の院長内田は施術事故は1回も起こした事はございません。
    基礎医学、鍼・灸・マッサージ技術をもとに細心の注意を払って施術を行っております。
          

寝たきりの原因NO.1は「脳卒中等の脳血管疾患」

厚生労働省の国民生活基礎調査では介護が必要になった原因の第1位は「脳卒中等の脳血管疾患」で
全体の約3割ほどにあたります。

脳卒中等の脳血管障害は突然発症し,さらに発症後様々な後遺症があり
「目に見える後遺症」の以外にも「目に見えない後遺症」もたくさんあり複雑です。

脳卒中の治療の流れは急性期は救急病院で発症〜約1カ月、回復期病院で2カ月から1年、
維持期で在宅や施設で最後までとなっております。

患者様にとっては突然起こった出来事で自分が自分でなくなってしまったと感じている方や
自分の後遺症について周りに理解されなくて苦しんでいる方も多いと思います。

当院では脳血管障害後遺症にフォーカスした治療を行っており、患者様に少しでも人生の生きがいを感じてもらい
ご家族等とコミュニケーションをとりながらお互いにより良いQOL(生活の質)を高める
お手伝いをできると考えております。

脳卒中とは?

脳卒中は、脳の血管がつまったり破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなり細胞が死んでしまう病気です

状態が進行すると急に倒れて意識がなくなったり、半身のマヒが起きたり、ろれつが回らなくなったりする発作が起きます。

一時的な半身のマヒや手足のしびれ、ものが二重に見える、ちょっとの間言葉が出てこなくなったりといった前触れが先に起きていることもあります。

これは脳の血管が一時的に詰まるために起こるもので、これに気づくと大きな発作の前に治療をすることもできます。

しかし、気づかないことも少なくありません。

脳の、詰まったり破れたりしてやられた部分がコントロールしていた所のからだの働きができなくなってしまいます

つまり、からだの片側がマヒしたり、言葉が出なくなったり、ものが飲み込めなくなったりします。

発作の後、寝たきりになると、使わない筋肉がこわばって動かなくなるという合併症も出てきます。

状態にもよりますが治療やリハビリでかなり回復します。
ただ治療やリハビリが遅れると、その分回復が難しくなります。


脳卒中のタイプはいくつかあり代表的なのは
脳の血管が詰まるタイプの代表が脳梗塞、脳の血管が破れるタイプの代表が脳出血です。

昔は脳出血が多かったが、今は脳梗塞が多い。

昔、脳出血が多かったのは、高血圧の治療がよくできなくてひどい高血圧の人が多く

栄養が不良で血管が弱くて破れやすかったからです。

今は脂質異常症や糖尿病などが増えたために、血管が詰まる脳梗塞が起こりやすくなっています。
(「厚生労働省 脳卒中ってどんな病気」より)

右片マヒは左脳の障害、左片マヒは右脳の障害です。
脳からでた運動神経は反対側の身体の半分を支配していて右脳なら左半身、左脳なら右半身の身体の動きに障害がでます。

さらに脳は身体の運動だけではなく、左脳は理論や言語を主につかさどっていて、右脳は感情や情緒をつかさどっていますのでマヒだけでなくそれぞれの脳の特有の「目に見えない症状」も出てきます。

まずは目に見える症状のマヒから
脳卒中のマヒはブルンストロームのステージで分けられます。
ブルンストロームは発症から回復していく過程を示しています。

ステージI 「弛緩期」 マヒした手や足に力が入らずぶらぶらな状態
ステージU 「頸性期」 自分の意思とは関係なくちょっとした拍子に動いたり筋肉が突っ張り関節が動かせない状態
ステージV 「共同運動の出現」 自分の意思で身体を動かせるようになるがひとつひとつ別々には動かせず
       上肢なら上肢全体で動いてしまう状態
ステージW 「分離動作の出現」 ステージVの共同運動からすこしづつひとつひとつの関節が分離して動かすことが
       できるようになってくる状態
ステージX 分離動作がかなりできるようになり関節を別々にうごかせるようになる状態
ステージY ほぼ正常に近い状態

次に目に見えない症状
左右のマヒに共通して出る症状  感覚マヒ(表在感覚・深部感覚)
                同名半盲(目では見えているのに、マヒしている側の視覚情報が脳に届かず
                     片側の視野が狭まる)
                構音障害(言葉を発する筋肉がマヒしてしまう為言葉をうまく発せられなくなる

右片マヒだけに出る症状     失語症(意味は理解できるがうまく言葉として発することができない)
                観念運動失行(誰でもできる簡単な動作ができなくなる)

左片マヒだけに出る症状     大部分の失行(やり方が分かっている動作を行うことができない)
                大部分の失認(感覚は問題ないのに脳が認識できない)
                左空間無視(失認の一種で空間の半分が認識できない)
                性格変容(発症前とはガラリと性格が変わってしまう)・・・等

このように脳卒中の症状は多岐にわたります。
症状によってリハビリを担当する医療関係者はかわってきますが、上記の症状が起きてしまう事を知っているといないとでは治療効果がかわってくるでしょう。




マッサージ助成券

自治体が提供するサービスの一つにマッサージ助成券があります。

マッサージ助成券は相模原市、厚木市、海老名市等で申請するともらえます。(大和市もありますが大和の治療院のみで使用可。座間市・綾瀬市・愛川町・町田市は助成券制度無し)

役所に申請すると2000円前後のマッサージ助成券がもらえます。

相模原市:70歳以上の方 2000円分 12枚
厚木市:75歳以上の方 1800円分 7枚 (寝たきりの方は3000円分7枚)
海老名市:70歳以上の方 2000円 6枚



このマッサージ助成券はどこの治療院でも使用できるわけではなく、市と契約したマッサージの国家資格を
取得している治療院のみ使用可能です。(当院では相模原市、厚木市、海老名市と契約しております)

健康保険診療では使用できませんが自費診療時に使用することができます

訪問マッサージの際に「もう少しマッサージしてほしいな・・・」と利用者さまのご希望があった時に申請していれば
マッサージ券1枚に付き20分ほど自費診療をプラスしてマッサージを施術していきます。

(保険診療と自費診療は混合診療にあたるのでは?と疑問に思われた方もいらっしゃるかと思いますが
鍼灸マッサージで健康保険使用した際は「医療費」ではなく「療養費」扱いとなるため混合診療には
あたりませんのでご安心ください

そもそも、「療養費」自体が自費診療と保険診療ができるようにつくられたみたいですね)


70〜75歳以上の利用者様がいらっしゃるようであれば是非おすすめしたい制度です。

こんな方にもおすすめです。

施設に入所されている利用者様の中には「マッサージ券は持っているんだけど使いきれていない・・・」

そんな方も多いと思います。

そんな時は当院が施設に伺いマッサージさせて頂きます!

せっかく取得したマッサージ券、健康の為に使わない手はありません!

利用者様がマッサージ券をご利用したいときはぜひぜひ当院をご利用ください。

おわりに

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
                                                      訪問マッサージがどんなものかと当院の治療の特徴などおわかりいただけましたでしょうか?
                                                      はっきり言って訪問マッサージに対する姿勢はどこの治療院のも負けません!
                                                      訪問マッサージは他の治療とは違い患者様のプライベートな空間に伺います。
そして、私たちがマッサージを施術しに行くということは患者様の状態が何かしら低下している状態で出会うことになります。
                                                      自分の身体について「できる事はやる」「できないことはできない」事を自覚していく事も大切です。
すべてできる事ばかりではありません
                                                      時として、自分の身体の事を認めたくない憤りや悲しみもたくさんあることでしょう。
                                                      そのような状態から患者様と二人三脚で歩みを始めて
                                                      毎回訪問を楽しみにしている患者様もたくさんいらっしゃいます。
 私自身との会話と楽しみにしてくださる方もいらっしゃるでしょう。
 施術前と比べてできることが多くなった喜びで治療が楽しく感じる方もいらっしゃるでしょう。
                                                      それこそが「生きる喜び」のひとつではないでしょうか?

ここまでご覧いただいている医療関係者様は「訪問マッサージ」を利用者様にい取り入れようとお考えだと思います。
                                                      私は鍼灸マッサージ師です。
私にも「できる事はできる」「できない事はできない」があります。
しかし、治療を通して症状の改善だけでなく「生きる喜び」を一緒に作りだしていくお手伝いができます。
                                                      ご覧いただいているあなた様とご一緒にご利用者様・患者様の「生きる喜び」を経てより良き人生を過ごす
良きパートナーになれることを切に願っております。


                                     在宅医療マッサージ そうよう
                                     院長   内田 直人